理美容室のクラスターが少ない理由「楽観的過ぎ」
理美容室は自粛対象から外れました。ですがある県では任意で自粛に応じてくれた企業にはお金を払うという事もありました。
「理美容師は公衆衛生を専門学校で学んでいるから自粛対象外になった」という意見をTwitterで良く見かけていたのですが、それは楽観的過ぎると思います。
理由は「医者の方が衛生を学んでいるのに院内感染はしていますよね」と言う事です。
楽観的意見ばかりが飛び交い、悲観的意見や現実的意見が少なくなっているのは今の現状でもあると思います。
なんで理美容室は感染者が少ないのか
まず病院で院内感染が多い理由は、新型コロナウイルスに感染した患者が来院するからが一番の理由ですよね。
理美容室でサロン内感染が少ない理由は、感染したと思われる症状がある方は来店されないからです。
ですが、感染した人が理美容室には全く行っていないなんて事ほぼありえませんよね。現在(2020年5月16日)の国内感染者は1万6千人を超えております。その方々全員が理美容室には全く行っていないなんて事は無いんですよ。
なんで理美容室はクラスターになりにくいか
確かにシャンプーによる界面活性剤の影響で手指は清潔に保たれているからと言う理由もあるからしれません。
ですが、それだけでは無いと思います。
理美容室がクラスターになりにくい理由は店舗数が多いからではないでしょうか。
クラスターサロンが少ない理由を数字で見る
全国の感染者は約1万6千人(2020年5月半ば)、これからも増加していきます。全国の理美容室の数は約37万店舗です。都内感染者は多いのですが、都内の理美容室は多いのが現状です。
他業種と比べると、圧倒的に店舗数が多いので感染者が来店する確率は下がります。なので、理美容室でのクラスターは少ないのではないでしょうか。
参考動画
これから理美容室はどうなるか
ここからはあくまで予想ですが、理美容室がクラスターになる事も多くなってくると思ってます。
新型コロナウイルスがスペイン風邪の時のパンデミックと同じ流れがくるのであれば、第二波がきます。そしたら必然的に政府は自粛要請をするでしょう。
自粛要請が出ると、要請地域の人はスーパーに買い物に行くか、髪を切りに行くか、または病院に行くかになってきます。
そうなると、感染場所はスーパーか理美容室か病院、または交通手段で使ったバスや電車に特定されます。
多数の理美容室がクラスターと言われてしまう日もくるでしょう。感染者の感染経路を絞る事が出来て、それが理美容室だと言われてしまった時は自粛要請対象に入ると思います。
ですが、理美容室やホームセンターを自粛要請対象にしない理由もあると思うので、気になる方は下記の記事を読んでください。
参考記事
なんで美容室理髪店はコロナでも休業にならないのか - トミブロ
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