美容師理容師は回転率だけでは終わる『改善』
『美容師理容師は回転率だけの意識では終わる』と言う理解
こんにちは、冨田です。
この記事では美容師理容師の回転率を意識する上での注意点を具体的に解説してあります。
回転率だけの意識では従業員は離職して、お客様の数は減っていくと言う事に付いての理解度を深める為の記事構成です。
1・回転率のみの意識で『売り上げをつくれる』と言う誤解
結論から言うと『回転率のみでつくるお店の売り上げは短期の売り上げです。』
美容室、理容室ではそのサロンのトップが回転率のみを意識し、それをスタッフに共有する事で『サロン全体で回転率のみの意識』になります。
これが負の連鎖です。
回転率のみを意識してお店にくるお客様はごくわずかです。
『お客様は何を求めているのか』を考えてみると、回転率は求めていない事に大体は辿り着きます。
回転率のみの意識で従業員が施術をすると、お客様をご案内出来る数は増えますが大体は3回目で『来店しなくなってしまいます。』
ある美容室ではこの時に店舗リーダーが『スタッフの責任にしてしまった』事があり、スタッフのストレスが溜まってしまったと言う声も聞いた事があります。
スタッフのストレスが溜まると、120%の技術を実施する事は出来ません。
90%のパフォーマンスを見せる事が出来ても、100%、120%となるとまた異なります。
そしてまたお客様の数が減っていき、これが連鎖していきます。
これこそ負の連鎖です。
『こうやって美容室理容室はなくなっていくか、売り上げが落ちていきます。』
2・回転率を意識してもお客様の来店率が上がる方法
上記にも書いたように『回転率のみの意識は負の連鎖に繋がる可能性が上がります。』
そうならない為には、順序を間違えないと言う至って抽象的な事が大切になります。
順序とは?
順序とはお客様満足度を上げる事、従業員満足度を上げる事、サロン回転率の3つの順番の事をこの記事ではさします。
上手くいかないサロンの共通点としては
- 回転率
- 従業員満足度
- お客様満足度
の順番になっています。
回転率を早くして売り上げを伸ばしてから、従業員満足度を上げる。そして最後にお客様満足度を上げると言う流れだと、短期的であり、この順番だとこのような事が起こり得ます。
- お客様がサロンに来なくなる
- =売り上げの低下
- 従業員が離職する
- =離職率が上がり新卒、中途スタッフが入社しなくなる
この2つを起こす事で、資金操りが出来ずサロンが潰れます。
果たして逆にどのような順番が良いのでしょうか?
それはこちらです。
- 従業員満足度を上げる→サロン全体のモチベーション向上
- お客様満足度を上げる→信頼関係を構築
- 回転率を上げる→お客様の案内出来る数を増やす
この流れに変更してみると、サロンは伸びます。そしてこれは人が成長出来る環境になり、しかも短期的ではなく中長期的な流れなので、是非実践してみて下さい。
ps.この記事を読んだ人が働く美容室理容室の環境が良くなるように。
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