美容師理容師の指名賞与と人間関係について
美容師理容師の指名で給料が上り過ぎる会社は人間関係が悪くなる可能性がある
こんにちは、冨田です。
この記事では美容師理容師の指名料で給料が上がる会社の人間関係が悪くなる事の例えを解説しています。
指名で給料が上がる美容室理容室は多いですが、給料だけをあげるサロンは人間関係が悪くなりやすいです。
その理由を解説していきます。
なんで指名賞与は人間関係が悪くなるのか
指名賞与を増やしてしまうと、指名賞与が減るのが嫌で後輩にお客様の引き継ぎをしないスタッフが出てきます。
後輩が「先輩は指名賞与が減るのが嫌で引き継ぎをしてくれないんだ」という事を思うスタッフが出てくると、本当の意味での信頼関係を築く事が出来にくくなります。
→損得勘定が伝わるからです。
これは一つの問題であって、この問題から人間関係が悪くなる可能性があります。
指名賞与は『損得勘定』が全面に出るので要注意です。
後輩に引き継ぎをしないサロンはどうなるのか
まず大前提として、美容師理容師業界は若い時が勝負の業界です。
お客様は若い人にカットしてもらいたい人が比較的多いので、上の人は後輩に『お客様の引き継ぎや、お客様をカットする人数をサロン内で分散させないといけません。』
1人のスタイリストに執着してしるサロンは、もしもそのスタイリストが離職や独立をしてしまった時に、売り上げが落ちてしまいます。
なのでお客様のカット数の分散をする為にも、後輩へのお客様の引き継ぎが重要になるんです。
もう1人の人に執着せずに、どうやったら分散させる事が出来るのかを考えましょう。
サロンでの指名賞与制度を人間関係を悪くせずに実施する方法
結論から言うと『新規のお客様を増やす事です。』
新規のお客様を増やす事で、既存のお客様を分散させ過ぎずに、後輩にもカットチャンスを与える事が可能です。
でも地域密着型のサロンで立地100%集客を実施しているサロンだと、新規のお客様を莫大に増やす事はなかなか難しいです。
例えばお客様数が毎月300人のサロンの場合、もしも新規の数を150人増やすとしたら地域密着型での集客方法から、他の集客方法も考える必要があります。
もしも本気で集客するのであれば、スタッフの将来の事も考えて『個人集客』をスタッフ1人1人が身につける必要があります。
個人集客を1人1人が出来るようになれば、指名賞与を与えても新規のお客様が増えて人間関係が悪くなる可能性は減るでしょう。
上記にもあるように、スタッフ1人1人の事思ってサロンの仕組みを作る事が大切です。
この記事で伝えたい事は『給与という仕組み』だけではなく、その後の仕組みを考える事で、人間関係も悪くしないという事です。
この記事を見た方はスタッフ一人一人の事を考えるスタッフになって頂きたいなと思います。
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