美容師理容師の人間関係改善方法『徹底解説』
『美容室理容室の人間関係は改善出来ます』
こんにちは、冨田です。
この記事では、美容師理容師の悩みトップ10には確実に入る『人間関係』に付いて、改善策を含めてまとめました。
正直、人間関係が成り立っていない美容室理容室は崩壊しやすいです。
理美容室の人間関係は改善出来るのか
結論から言うと『できます』
改善方法は店舗規模によって異なりますが、多数あります。
今回はその例をあげていきます。
この方法は大手他業種企業も使っている方法です。
チームの目標を統一する事で、従業員全員が一致団結します。
初めはまとまらなくても『小さい結果を達成する度にまとまっていく』と言う仕組みです。
例を挙げると高校の部活です。どんなにきつい練習でも目標(試合)に向かって部員で足並揃えて、結果を出しに行くのは仕事も同じです。
特に『美容師理容師』は具体的な将来設計を立てている方が多いので、その将来設計(夢)に関係性の高い目標であればチームの団結力は高まります。
*1人1人将来の夢は違うのでまずは従業員の『夢や目標や目的』を確認して把握する事からスタートです。
『夢と目標と目的の違い』がいまいち理解出来ない方はこちらのnoteを参考にして下さい。
*こちらのnoteは全文無料公開してます。
優れたリーダーがいるとチームはまとまります。
具体的な理由としては、そのリーダーの人間性が優れていれば、その方の意見が絶対になり、その方の思考を中心にチームが動くようになるからです。
これで自然とチームはまとまる事が出来ます。
PMリーダーシップと言う理論があり、この理論はとても重要です。
『PMリーダーシップの解説』
『P=performance・M=maintenance』でどちらかでリーダシップを取る、または『 PとM』の両方でリーダーシップを取る方法です。
もっと具体的に、PMリーダーシップを解説すると『P=パフォーマンス(目標達成能力)・M=メンテナンス(集団維持能力)』と言う意味で、PM理論とも言われます。
これだと難しいのでもっと簡単に理美容室に置き換えると『P=技術力でのリーダーシップ』と『M=スタッフのメンテナンスでのリーダーシップ』
という事です。
このどちらか、又は両方で構成される『リーダーシップの能力を兼ね備える人材が最適なリーダー』になります。
*優れたリーダーになりたい方は『PとM』両方の能力を高めましょう。
先に言います。この『敵をつくる』と言う方法の間違った理論は僕は嫌いです。
敵をつくると言う事を勘違いしている方は非常に多いです。
具体的な例えを挙げると学校です。学校のクラスで『いじめ』があるクラスはとてもまとまりやすいです。
敵を故意的に作る事で『集団意識が出来、クラスはまとまります。』これは1人(いじめ対象者)を除いてはです。
これは会社でも同じ事が言えます。
『社内に敵がいると自然とチームはまとまります』
このチームのまとめ方は、その対象者のスタッフがいなくなると、他の敵をつくるといった負の連鎖が続き、悪い結果になるので無意味です。
そしてこれは短期的にまとまるだけです。
でも『敵をつくってまとめる』といった理論を変換する事で、チームをまとめる方法はあります。
『会社外の敵又は空想の敵をつくる』
上記には『会社内に敵をつくりチームをまとめる方法』を書きました。
これを少し変換して『他社に敵をつくるか、空想の敵をつくる事でチームは中長期でまとまる』ことが出来ます。
例えば、理美容室ですと自社近くのサロン又は、SNS上で有名なサロンです。
「〇〇サロンに勝つぞ〜」といった競争意識をチーム全体でもつ事で、自社はまとまる事が出来ます。
もしもその相手サロンに勝っても他の企業をターゲットにすると、チームがまとまる事が出来るので、これは中長期で使う事が出来ます。
次に空想の敵をつくるという、至って抽象的な事に付いてです。
空想の敵とは『日本で一番になる』とか『世界で一番になる』とかです。敵と言うよりは、目標ですね。
この方法は『サロンを一番にするのは、自分なんだ』といった責任意識が生まれ、それが承認欲求に変わるのでオススメです。
チームをまとめる為に、責任感をもつ事は大切なので是非実践してみて下さい。
まとめ
○改善策
- 『チーム共通の目標をつくる』
- 『PMに乗っ取り優れたリーダーをつくる』
- 『社内ではなく社外に敵をつくる』
最後に
この記事を書いている、僕の働く店舗は離職率0%で、会社全体でも数%という、理美容師業界では異例の数字をもっています。
*理美容師業界は入社3年以内の離職率約30%。10年以内には約90%。
その現場で学んだ事を記事にしました。この記事の内容は他業種でも活かせます。
『人間関係で悩んでいる方』は参考にして下さい。
そして参考にしたら何かの行動に移して、頂きたいなと思います。
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