美容師理容師の今後はどうなるか予想してみた
こんにちは、冨田です。
今回は今後の美容師と理容師がどうなるか予想してみました。
先日のツイートはこちら
アメリカの理美容師数は約70万人。日本は約73万人。アメリカの理美容師業界の市場規模は約3兆円。日本は約2兆円。
— 冨田 光樹 / 美容サービス造り (@S_h_koki0726) January 15, 2019
アメリカの流れは日本にきます。今後この差約1兆円を埋める方法は市場規模や人口ではなくて平均単価を上げる事。そして単価を上げた際に期待値より下回ったサロンは潰れていくので要注意
このツイートだけだと小難しくて伝わらないと思ったので、もっと具体的に書いていきます。
今日の内容はこの2つ
- 今の美容師理容師業界の現状
- 今後の美容師理容師業界はどうなるか予想
ちなみに僕は25店舗程あるサロンの1つで副店長をしてまして、あと数年で独立を控えているのでこのような市場調査は大切にしてます。
ちなみに今現在働いているサロンはこちら。
こちらのサロンからの独立をするので今の内に調査した内容をまとめていきます。
『今の美容師理容師業界の現状』
- 美容師数約50万人・理容師数約23万人
- 店舗数美容室約24万店・理容室約12万店
美容師は離職率の高い職業だと言われていますが年々増えているのが現状。一方で理容師は年々減っています。数%の増減で毎年変動があります。
僕は今後は理容師は減っていくと思ってます。厳密に言うと、このままではもっと減っていきます。
理容師が減る理由
理容師がこのまま減少していく理由はこの3つ
- 少子高齢化
- 知名度
- 固定概念
この3つが大きく今後の理容師数をより減らしていくと思ってます。
例えばアメリカの流れは日本にくると言われています。その流れは何かを言うと、美容師理容師の数です。
あえて5年前、2013年のデータで書きます。
『アメリカの美容師理容師データ』
- 美容師数約62万人
- 理容師数約6万人
上記のように5年前でも日本より17万人以上理容師はいない。美容師は日本よりも20万人以上の人数。
この人数比の流れは日本に来るでしょう。あと20年もしたら理容師数は20万を下回り、美容師数は55万人を上回ると僕は思ってます。このままではです。
上記の『理容師がこのまま減少していく理由はこの3つ』で記載した事にも触れていきましょう。
1.少子高齢化
この問題をご存知の方は多いと思います。簡単に言うと今の日本は高齢化が進み、子供が減っている問題です。この問題は多数の職業に影響していきます。
特に若手が活躍する職業の美容師数理容師数への影響は大きいです。今後はこの問題が進むに連れて、沢山の業種へ人材が分散し、より人手不足が至る所で謳われていくでしょう。
特に10年後や20年後はプログラマーやエンジニアの数が僕は増えていくと思ってます。理由は小学校教育で『プログラミング学習』が追加されたからです。
人間は元々出来る事を仕事にしたい生き物です。そして上記の少子高齢化問題を加えると人材不足は劇的に増していきます。
2.知名度
理容師が減少していく理由としてこの問題も大きく直結しています。理容師は知名度が低い。なぜならSNS活用をしている理容師が少ないからです。
[その事実を短期で証明してみた]
僕は昨年あるチャレンジをしてみました。そのチャレンジとは『Twitterで理容師と検索した時に短期間のみ上位検索3位以内に入る事』です。
結果は3ヶ月以内に上位3位に入りました。この事実から僕はTwitter運用を本腰入れて実施している理容師は少ないという事を知りました。
[事実から読み取れる思考]
この時に『理容師はやっぱりダメだな』とか思った方がいましたら、それは大きな間違いです。もっと考えて頂きたい。
逆に捉えると参入障壁が少ない。ライバルが少ないのが理容師という事です。
『理容師で名前を上げる事は美容師より全く難しくない』と言う事実を証明出来た証拠です。
理容師が減少している理由は『知名度』を上げようとしている人が少ないからです。SNSを若い世代が使っているのに今までのやり方に囚われ過ぎて、SNSを使用していないのがその原因です。
『広告』と言う視点からですが、こちらのnoteにも掲載してあるように時代は急速に流れています。
3.固定概念
3つ目は固定概念です。その固定概念は何かと言うと『理容師って聞くと街の床屋を想像する。』そんな固定概念です。
正直このイメージは半分正解で半分不正解です。街の床屋のような理容室は多数あります。ですが街の床屋=理容室ではありません。
僕の働くサロンのようにオシャレで雰囲気のある理容室は沢山あります。固定概念の古いと言うイメージを壊して美容室のような『大人カジュアルな理容室』もあります。
でも正直この事実は広まっていなのが現状。このような理容室は主要都市、又は主要都市近辺を中心に多いのが理由です。
[何故このような固定概念が付くのか]
住まわれている地域に街の床屋のような理容室しかないとそのような先入観が勝ってしまい、新しい情報を脳が素直に受け入れません。
「そんな事ない。」と思った方いるかもしれません。例えばGoogleで検索かける時に『理容室』と検索をかける方は少ないです。『美容室』の方が圧倒的に多いのが事実です。こちらを見て頂きたいです。
美容室と理容室を比較してGoogle検索をかけた時に圧倒的に『美容室の検索の方が多いです。』
*赤=美容師 青=理容室
*あくまで美容室と理容室を比較した場合です。
上記の画像のように美容室の方が名前での知名度があります。まだ美容室と理容室の比率を均衡に出来ていないのが現状です。バランスが取れていません。理由は先程書いた『理容室=街の床屋』と言う固定概念が大きく影響しています。
今後の美容師理容師業界はどうなるか予想
今後の理容師美容師業界は上記でも書いたようにアメリカと同じような美容師数理容師数の比率になっていくでしょう。理容師は人がいなければ店舗数も減少します。美容師数は増えていく傾向にあるので店舗数は増えていくでしょう。
- 理容師は競争が激しくなくなる
- 美容師は競争が激しくなる
まとめるとこの2つの現象が起こるでしょう。そして差別化も激しくなります。
[今後どうすれば良い?]
今後は美容師の方はどうすれば他社と差別化出来るかを考えて頂きたいです。競合が多い業界で戦うには差別化しないとお客様は簡単に離れてしまいます。
結論から言うと、理容師の方は知名度をあげていきましょう。
固定概念を壊していきましょう。
僕の働くサロンは大きいサロンなので今の所人には全く困ってません。100人以上います。今後も困る事はないと思ってます。
ですが美容業界も理容業界もどの業界でも人材不足に悩まされているのが今の日本です。
故に、まずは固定概念を壊して発信力をつける事をオススメします。
[追記→僕の今後の方針]
僕は今後は理容師のこの比率を変えていきたいと思ってます。
『理容師』『barber』ってカッコいいんだよ?って事を全国に広げていきます。
目指すは日本の理容師の数を30万人に出来たら良いなとか思ってます。
『差別化』とか言いながら僕は楽しいチームが欲しいだけなので、理容師増えて欲しいなと思ってます。
どうせならこのまま美容師も増えて欲しいなと思ってます。目指せ全国理美容師数100万人!!みたいな。挑戦してみます。
そして僕はこちらのTwitterで情報の発信等をしております。フォロワー1300人いっちゃいました!
このように情報発信を続けつつSNSを活用しつつ、全国に『barber』素敵だよって事を伝えていきます。正直まだまだ力不足ですが今後はもっと発信力つけていきます。
まとめると。。フォロミー!!笑
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