美容師理容師のシザーやセニングは消耗品です『注意』
美容師理容師の『シザーやセニング』は痛みやすいのでその対策をまとめました。
ハサミは高価ですが消耗品なので、痛めない対策をしないと後悔します。
こんにちは、冨田です。
この記事は『美容師理容師のスタイリストやアシスタントの方』に向けた記事構成になっております。
1・美容師理容師が使うハサミは消耗品である
美容師理容師が仕事で使用する『シザーはセニングは高価』です。安くても1万円前後です。高いシザーやセニングだと10万円以上します。
こんなに高価にも関わらず『ハサミは消耗品なのが難点』です。一生同じハサミを使用し続ける事は困難です。
カットをすれば痛みますし、落としただけで切れなくなったり、髪の毛が引っかかるようになるのが美容師理容師のシザーやセニングです。
どんなに高価なシザーやセニングを購入しても痛みます。なるべく痛まないようにする方法をこの記事ではまとめました。
2・シザーやセニングが痛まないようにする方法
シザーやセニングが痛む原因を一つずつ改善していきましょう。
痛む原因はこちらです。
- 髪を切る
- 落とす
- 力を入れてハサミを動かす
基本的にはこの3つです。「1.髪を切る」と言うのは改善の使用がありません。髪を切る為にハサミを購入しているのですから、それを改善すると髪を切らないと言う事に至ります。
改善策はなくても、ハサミのダメージを軽減させる方法はあります。
結論から言うと、ハサミを二丁使う事でハサミのダメージは分散出来ます。
『高価なハサミを一丁・低価なハサミを一丁』保持します。これはシザーとセニングのどちらでも同じ事が言えます。
3・シザーとセニングを二丁ずつ合計4本の分類
シザー二丁の分類は、上記でも書いたように『高価なシザーを一丁・低価なシザーを一丁』です。
厳密には『高価なシザーとは中心で使用するシザーの事』です。
低価なシザーとは『比較的使用頻度が少なく予備として保持するシザー』です。
高価なシザーの切れ味が少しでも落ちたら、低価なシザーに変更して使用すると言う用途です。
セニングの二丁の分類に付いては、分散させるというよりも使用用途を分けると言う事です。
例えば『毛量の多い方には30%以上梳けるセニング』『毛量の少ない方には20%以下しか梳けないセニング』を使用するといった用途分けが大切です。
*補足・セニングは『%』によって梳ける割合が変わってきます。『%』が高いと多く透けて『%』が低いと梳き率も低いと言う事です。
『低い%のセニング』の用途はもう一つあり、細かい微調整に頻繁に使用されます。「少しだけ梳きたい所を梳く時に使用する」という事です。
4・シザーやセニングは落とさない
シザーはセニングを落とす事によってハサミが噛み合わなくなったりします。髪の毛を引っ掛けてしまう可能性もあります。
切れ味の悪いシザーやセニングはお客様を不快にさせてしまいがちです。落とす事で傷が入り、そこから傷が広がっていきます。
「ハサミは落とさないでしょ」そう思う方はいるかもしれません。
正直それは過信です。自分が気をつけていても不慮の事故で落としてしまう可能性はあります。
例えば『どこかにハサミを置いている時に自分や他者がぶつかって落ちた』『シザーケースにハサミを入れていたのに、他者の何かが引っかかって落ちた』等々です。
この上記の2つは美容師理容師はありがちなので注意しましょう。
5・力を入れてハサミを動かさない
力を入れてシザーやセニングを使用すると痛みます。理由としては『ハサミが噛み合う時にかかる力が大きいとそれに比例してハサミのダメージも大きくなるから』です。
もう一つの理由としては『ハサミの開閉の時に親指に力が入っていると動刃が静刃を押して痛む』という事です。
これは噛み合わなく原因にもなりがちであり、最悪の場合、ハサミが閉じなくなるので要注意です。
*補足・『動刃とは動かす刃』『静刃とは固定している刃』の事を指します。
6・もしもシザーやセニングが痛んでしまったら
上記の3つに注意していてもシザやセニングは痛んでしまう場合はあります。そんな時は『研ぎ師』に頼みましょう。
シザーやセニングを研ぐ事を仕事にしている方もいるので『近くの研ぎ師』にお願いしましょう。
Googleで検索すると調べる事は可能ですが、大体は『美容室又は理容室が連携している研ぎ師がいる』のでその方に頼む事も可能です。
痛んだハサミをその状態のまま使用すると『よりハサミが痛んだり、お客様に不快感を与える可能性もある』ので、要注意です。
注意・ハサミを研ぐとハサミは小さくなるので研ぎすぎないように。
7・最後に
美容師理容師の方は『シザーやセニングは仕事の命です。』ハサミは大切に使いましょう。
僕も現場にいると不慮の事故でハサミを痛めてしまう事はありますが、なるべくそのような事はないようにしています。
もう一度言います。『ハサミは命です。』大切に使いましょう。
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